憎しみは、争いを起し、 愛はすべてのとがをおおう。
何よりもまず、互の愛を熱く保ちなさい。愛は多くの罪をおおうものである。
愛を追い求める人は人のあやまちをゆるす、 人のことを言いふらす者は友を離れさせる。
憤りやすい者は争いをおこし、 怒りをおそくする者は争いをとどめる。
かように罪人を迷いの道から引きもどす人は、そのたましいを死から救い出し、かつ、多くの罪をおおうものであることを、知るべきである。
あなたがたの中の戦いや争いは、いったい、どこから起るのか。それはほかではない。あなたがたの肢体の中で相戦う欲情からではないか。
むさぼる者は争いを起し、 主に信頼する者は豊かになる。
よこしまな人は悪を企てる、 そのくちびるには激しい火のようなものがある。
怒る人は争いを起し、 憤る人は多くの罪を犯す。
乳をしめれば凝乳が出る、 鼻をしめれば血がでる、 怒りをしめれば争いが起る。